0~1ヶ月(2014年11月)No.2
前回の記事で、「時間が解決してくれました」と書きましたが、あまりにザックリかな…と反省し、もう少し書いてみようと思います(^_^;)
☆おっぱいについて
私がお世話になったのは完全母乳(粉ミルクは使わない)を推進する産婦人科でした。出産の前に行われるマザークラスでは、母乳の素晴らしさ、母乳に良い食事などを教えてもらいました。無事に出産を終えて1週間の入院中も、母子同室で「赤ちゃんが泣いたらおっぱいを飲ませてあげてね」と言われていたので、言われるままに。でも、初めて赤ちゃんを産んだばかりの体ですので、おっぱいはなかなか出ません。助産師さんにマッサージをしてもらって、やっと少し出る程度。赤ちゃんの体重も減るばかり。(T_T) 赤ちゃんも一生懸命吸うので、両方の乳首が切れてしまいました。でも、授乳を止めることもできません。あれはとても痛いですねぇ(。´Д⊂)
結局、そのままの状態で退院したので「母乳が出ない」「赤ちゃんの体重が増えない」の不安はとても大きかったです。目の前で赤ちゃんが泣いているのに、おっぱいが出ないというのは、かなりツラくて、これからの育児の不安を増大させる要因ですよね。もういっそのことミルクをあげた方が赤ちゃんにはいいのでは…でも私の努力がまだ足りないのでは…と、迷ってしまいます。
2週間健診の時に、入院期間が重なっていたママと会いました。そのお母さまもご一緒だったのですが、「その後おっぱいはどうですか? 出るようになりましたか?」と尋ねてみると、そのお母さまがこう仰いました。「もうミルクに変えました! この子ったら、絶対母乳じゃないとダメみたいに言ってたけど、出ないものは仕方ないじゃないね。宗教みたいに信じ込んじゃって、ずっと無理して母乳あげようとしてて可哀想だったのー!」
そうですよね(*^^*)
ママがツラいと赤ちゃんも察してしまうそうですね。もちろん完全母乳というのは、理想です。コミュニケーションになるし、お出掛けの荷物は少なくて済むし、経済的にも負担がなく、いいことだらけ。しばらくの期間は挑戦する価値は十分にあります!
2~3ヶ月の期間、母乳と粉ミルクの混合でやっていくうちに、おっぱいが沢山出るようになった、というパターンもあるそうですね。やむを得ず、粉ミルクのみだったとしても、赤ちゃんの顔を見つめながらミルクを与え、「フフ…可愛いなぁ」と幸せを感じでいるのなら、きっと赤ちゃんもそれを感じ取り、喜んでいると思います。もちろん、ママの愛情も十分伝わっていると思います。
私がなぜこの記事を書くのかと言うと、母乳が出ないことがツラく、「どうして出ないの!」と自分を責めてしまうママさんが多いのではないかと思うからです。実際に私がそうでした。でも、大事なことは、母乳が出るかどうかではなくて、「赤ちゃんとママが、健康で楽しく過ごしていくにはどんな方法がいいか」ということではないでしょうか。自分が前向きになれるアドバイザーを見つけるのもいい方法ですね。あのママの場合はご自身のお母さま、ということですね。
きっと産婦人科も合う・合わないがあるのだと思います。「おっぱいが出なくてツラかったら、ミルクをあげていいからね」と言ってもらえる病院だったら、あのママももう少し早く苦しみから解放されていたでしょう。
ちなみに、私がお世話になったのは、熱心に完母を進める病院でしたが、おかげさまで完母で育児を進められるようになったので、私には合っていました。というより、自分の体質としてラッキーだったところが大きいのですが。母乳の素晴らしさを学べ、実感することもでき、とても感謝しています。
長々と、失礼しました( ;∀;)